こんにちは、重吉です。ニュースレターも今回で2回目、まだまだ不慣れで苦戦しとります。
さて、今回は重吉が売っている「淡路土」について少しお話させて頂こうと思っていますが、皆さん淡路土!知ってます?
淡路土という名前、実は正式にはありません。ま、淡路島で採れる土のことを淡路土と呼んでいるわけですが、この淡路島というのがなかなかの島で、さすが神話の中では「国生み神話」日本で一番最初に出来た島だけのこともあって、土については歴史のある島なんです。
皆さん、土といえば何を思い浮かべます?
「畑の土!」「たんぼ!」「泥!」「土壁!」「焼き物!」などなど・・紙の原料や食品、医薬品などにも使われ私たちの生活に欠かせない素材なんですね。
そんな中でも淡路土の発祥はやっぱり焼き物!と瓦!で古くは江戸時代より続く産業なんです。
特に有名なのは、淡路島の白土を使った焼き物、珉平焼〈みんぺいやき〉は、江戸後期の文政年間(1818~30)、淡路島の南端、三原郡伊賀野村(現南あわじ市北阿万伊賀野)で賀集珉平〈かしゅうみんぺい〉さんが始めた焼き物なんです。
京都の陶工尾形周平〈おがたしゅうへい〉を招き、京焼の色絵陶器技術とそのデザインを導入し、天保年間後期(1838-44)頃には阿波徳島藩の御用窯になったとされている由緒ある焼き物なんですよ。
今でもその土が取れていた山は白土山といわれて、白い土が採れるんですよ!
最近では各地の有名な若い陶芸作家さんなども移住してきている淡路島!淡路島にはいい土があると話していました。皆さんも焼けるかどうか?土屋重吉の淡路土で焼き物してみてはいかが?
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